日頃、仕事をしている現役世代にとって、珍しい鳥が出たと聞くと「週末まで居てくれ」と願いつつ過ごすことになりますが、そんな時に限って雨なんてこともよくあります。そのような場合、雨対策が必要になりますが、持っていない方もおられると思いますので、簡単にレインカバーを作る方法を紹介したいと思います。
レインカバー
雨の日の撮影で一番心配なのは、機材の故障です。レンズやカメラが防水仕様になっているものもありますが、キャノン、ニコンでも純正のレインカバーを発売しているぐらいですから用心しておくに越したことはありません。防水仕様になっていないレンズやカメラを使っているのなら必須です。
「雨の日は出かけない」という方もおられるかもしれませんが、撮影途中で降ってくることもありますので、用意しておいても損は無いですよ。
準備するもの
- ヤッケ
- ハサミ
- 防水スプレー
- 必要であればゴムバンドやヒモ
用意するものは、たったこれだけです。
色や柄は派手な色でなければ良いと思いますが、迷彩柄が野鳥撮影向きかと思います。
ヤッケではなくレインスーツでも良いのですが、裏側のメッシュは必要ありませんので、価格が安いヤッケで充分です。口径の小さなレンズには袖の部分を使い、口径の大きいレンズ用を作りたい場合は、ズボンの方を使います。裁縫ができる方は残った生地でリュックなどのレインカバーを作っても良いかもしれませんね。
作り方
作り方はいたって簡単で、袖や足の部分をカットして使います。
今回は、ヤッケの袖部分での作り方を説明していますが、ズボンを使う場合も同じ要領です。あとは防水スプレーをかけて防水性を上げておくだけでです。ズボンの方を使う時は、裾にゴムがありませんので、100均などで売っている平ゴムにマジックテープの付いたバンドを使いフード部分に巻いてズレ防止をしてください。
袖をカットする際は、後ろ側を長めにするようにしておいてください。撮影をしない時や移動の時にカメラがしっかり隠れる長さが良いです。
冒頭の画像は、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRとNIKON1 J5で使っている画像ですが、レンズは同じで、Z50の場合は、このように垂らしておいて使用する時はめくり上げてファインダーを覗くようになります。また長めにしておくことで、冒頭のNIKON1 J5での使用時のように下側で結んでおくこともできます。
最後に
簡単に機材を保護することができるレインカバーの作り方の紹介をしましたが、簡単にできるので出先での突然の雨でも近くのコンビニで安いレインコートなどを切って即席でもできますので覚えておくだけでも有効ではないかと思いますので、機会があればお試しください。
コメント