[NIKON1 J5] 自作レインカバーの使用感と作例

カメラ

前回の記事で珍しい野鳥が出た時に限って週末雨なことも的な事を書きましたが、それ以外にも季節がかかわってくることもあります。私にとって、それは「桜」です。満開時期が短く、この機会を逃すと一年まつことになります。そのため雨でも撮影に出かけることになるのですが、今年ははレインカバーのテストにうってつけな雨となりました。そんな中で撮影した桜と野鳥、そしてレインカバーの使用感の報告です。

自作レインカバー使用感

天気予報の予想通り、朝から雨が降っていましたが桜がらみのカワセミが撮れたらと思い、朝からでかけましたが、当初、天候が少し持ち直しレインカバーの出番はありませんでした。午前中にカワセミが出てくれたのが、10時ごろ狙いを定めていた木にやってきてくれました。しかし、どこから撮影しても抜けない嫌らしいところで水面を見ています。結局、撮る事が出来ずどっかに飛んでいきました。

ここのカワセミは、早くて2時間、通常で3時間おきにやってくるのですが、この日は、1時間ほどで再度やってきてくれましたが、良いところには止まらないまま、再び飛んでいってしまいました。この頃から雨が本降りにってきたので、レインカバーのテスト開始です。

私のNIKON1 J5は、モニターをファインダー代わりに使うためにモニターフードを付けていますが、思いのほかレインカバーとの相性が良く、雨の日はこれがベストではと思えるほど。

一眼やミラーレスでは、通常の位置にあるファインダーを覗くためにカメラ背面をを露出する必要がありますが、J5の場合モニターフードのレンズ部分だけを出しておけばよいので、カメラ本体が雨に濡れる心配がありません。露出などの操作は隙間から指を入れれば操作できますし、シャッターはレインカバーの上からでもも十分押せますので、操作性もそれほど悪くならず良好でした。

今回の撮影は撮影条件が悪いので三脚を使用しているのもあり、先端にある袖のゴム部分もしっかり仕事をしてくれるのでズレることもありませんでしたが、手持ちの場合は、補強の意味でゴムバンドで巻いておくなどの対策をしておいた方が良いかもしれません。

作例

狙いのカワセミが良いところに止まってくれないので待ち時間に撮ったモズが中心に紹介します。

AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR+NIKON1 J5 1/160 f4.5 ISO200
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR 1/200 F4.5 ISO200
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR+NIKON1 J5 1/160 f4.5 ISO200
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR+NIKON1 J5 1/250 f4 ISO200
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR+NIKON1 J5 1/160 f4.5 ISO200

J5のバッテリーが切れてから、カワセミが桜の木にとまってくれたので、Z50で撮影した画像も載せておきます。

AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + AF-S TELECONVERTER TC-14E III + Z50 1/500 F5.6 ISO640
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + AF-S TELECONVERTER TC-14E III + Z50 1/500 F5.6 ISO640

NIKON1は、センサーが小さいことから背景がボケにくいのがデメリットとも言われていますが、逆にぼかしたくない場合は、絞り込みが不要というメリットにもなります。そのメリット生かして、桜絡みのカワセミが今回の目的でしたが、NIKON1 J5のバッテリー切れてしまい、Z50に交換してからの撮影となってしまいました。おまけにアングルが悪く三脚を諦め手持ち撮影になってしまったのも誤算でした。そのためiSO感度の上昇を恐れ絞り込めず、なんとか桜とわかる程度の中途半端な画像になってしまったのが残念です。

最後に

自作のお手軽レインカバーですが、肝心の防水性は、土砂降りの中も含めて4時間ほど撮影していましたが、防水スプレーの効果と相まって、ちゃんと機材を守ってくれていました。ヤッケを一つ買えば大木レンズ用2枚、小さいレンズ用2枚とあまり記事を他のものに使えますので費用対効果に優れていると思います。雨の中の撮影と聞くとマイナスのイメージですが、実際に撮影してみると濡れた野鳥や跳ねる水滴など、普段では見ることのできない野鳥の姿に出会う事が出来ますので、レインカバー共々試していただけたら幸いです。

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