当初は、NIKON1 J5 を半信半疑で使いだしましたが、使えば使うほどその良さを感じています。そうなると欲が出てきて、桜のシーズンですので季節感を出したいと、前回は雨の中撮影に出かけましたが、残念ながらJ5では撮影できませんでしたので、リベンジに出かけました。
NIKON1 J5と相性の悪いカワセミ
桜の満開時期としては先週がベストでしたが、あいにくの雨でしたし、バッテリー切れによりNIKON1 J5でカワセミを撮る事が出来なかったので、今週まで、なんとか持ちこたえている桜にカワセミを絡め撮影をしたかったのです。
NIKON1 J5を使いだしてから、どうもカワセミとの相性が悪く、出が悪かったり止まるところが悪く撮れなかったり、撮れても遠いなど、なかなか思う様に撮れておらず ”カワセミと相性が悪い”カメラという印象を抱いていました。
前回の撮影では、雨の中粘って、やっと良いところにカワセミが来た時にはバッテリー切れ。今回は、雨ではないだけましですが、昼からは本降りになるようなので雨が降り出すまでに撮影を終わらせたいという思いもむなしく、朝早くに遠いと葦の中でまったりした後飛び去ってしまったまま昼まで登場なし。「やはりこのカメラはカワセミと相性が悪いのか」と諦めかけた時に「キィー」と元気な声で出てきてくれました。
狙っていた桜の枝ではありませんでしたが、なんとか撮影できたのでほっと一安心。
今回の撮影も当初は三脚を使っていましたが、三脚に固定したままでは撮影できないところに止まるので手持ち撮影となりましたが、 AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR の手振れ補正とNIKON1 J5自体のショックが無いことで、ISO200固定のままでも撮影することが出来るのがありがたいです。
どこにでもいるスズメ
人里近くならどこでも見る事が出来、野鳥を撮影する方からは見向きもされないことが多いスズメですが、私は思い入れのある野鳥なので好きだったりします。
以前、巣から落ちてきたであろうヒナを近所のおばさんが私のところに連れてきたのですが、衰弱している上に足に奇形があり枝に止まる事が出来ない子でした。ある程度元気になってから病院に連れて行きましたが、保護した野鳥の診察代や治療費は、地方自治体が負担してくれる代りに病院にそのまま置い変える必要があるそうです。足に奇形を持つスズメをきちんと保護してもらえるとは思えなかったので、自費で治療費を払い連れて帰ってきました。
鳥獣保護管理法では、野鳥は飼う事を禁じていますので、どうしようかと調べたところ傷病野生鳥獣保護飼養ボランティア制度があったので、そこに登録し保護しておりました。
当初は栄養が足りず、ボサボサだった羽が栄養状態が良くなるにつれ艶のある羽になり、すっかり元気になった頃に表に出してやると元気に飛んでいきました。次の日に一度帰ってきましたが、一晩過ごし次の日に放してやると再び旅立っていきました。足が不自由なので自然界で生きていく事は難しいとは思いますが、これも自然の摂理なので仕方がありません。そんなことがあり今でもスズメを見ると思い出すこともあり好きな野鳥なのです。
これからの時期は、野鳥の繁殖のシーズンですので、道端にヒナ落ちていていることもあるかもしれません。しかし、親に弾かれた子もいるかもしれませんが、落ちているのではなく巣立ちの練習中の可能性もありますので、無暗に拾わないようにお気を付けください。
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