[FinePix F800EXR]高倍率コンデジは普段使いにおススメのカメラ。 

カメラ

焦点距離が長い高倍率機である FinePix F800EXRですがファインダーが無いが故に、野鳥を導入するのが難しく野鳥撮影には、やや不向きであると以前の記事で紹介しましたが、野鳥以外で普段使いに使う分には発色も良く、まだまだ十分使える良いカメラですので作例と共に紹介します。

FinePix F800EXR

FinePix F800EXRは、広角25mmからのフジノン光学式20倍ズームレンズと、撮影シーンに応じて1つのセンサーを3つの撮像方式(高感度・低ノイズ優先:SN/ダイナミックレンジ優先:DR/高解像度優先:HR)に切り替えて撮影する富士フィルム独自のEXR技術を採用した1600万画素の裏面照射型「EXR CMOSセンサー」を搭載しています。

スマホでは役不足

すっかりスマホにその立場を奪われてしまったコンパクトカメラですが、その中でもスマホには無い特徴を持った高倍率ズーム機の販売から撤退してしてしまうメーカーが出てきています。そのメーカーの一つが富士フィルムです。そのため「Fシリーズ」は、中古でしか入手できませんが、スマホでは撮れない写真が撮れる高倍率ズーム機の中でも発色に定評のある「FinePix Fシリーズ」はお勧めできます。

作例

天気が良かったので、大阪城周辺で撮影したものです。

ビジネスパークのビル群とお堀。富士の発色の良さが際立ちます。

お堀の中にいたカルガモ。望遠端500㎜。

この場所からだと木に隠れて天守閣しか見えていなかったので、望遠端で撮影。

バイクと大阪城を広角側25mmで撮影。

上の画像と同じ場所で撮影。望遠側を使い圧縮効果(引き寄せ効果)の比較。このように高倍率ズームなら、バイクとお城の写真を撮るにしても簡単に雰囲気の違った写真を撮る事が可能です。

お城の向かいにあるビルを広角側で。そびえ立っている雰囲気が良く出ます。

読売テレビ前

ここには、名探偵コナンの像が設置されています。

向かい側には大阪城ホール。少し逆光気味なので露出補正をしたいシーンですが、撮影モードが「EXR Auto」の時は、露出補正が出来ないので「プログラム(P)オート」に切り替え露出補正をしてから撮影。

ついでに「空中庭園」もパチリ。

最後に

今回は、「Finepix F800EXR」で撮影した画像をJPEG撮って出しで紹介しています。現在は販売されていない少し古い機種とはいえ、まだまだ十分な画質を持っています。コンパクトなのでポケットやカバンに投げ込んでいればいつでも出会った風景を写し取る事が出来ます。今はスマホの画質が向上しているとはいえ高倍率ズームにしか撮れない絵がある事は確かです。中古市場での価格も安いので一度使ってみてください。

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